上高地の記事がまだ途中ですが、長野県で再び成果があったのでこちらを先に。
~1日目~ イブキスズメがアザミで吸蜜することは知っていたので、アザミを探すところから始めた。 と言っても、8月の高原はいたるところにアザミがあるのでポイントを絞りづらい。 食草のヤナギランとアザミが一緒に生える場所を見つけて捜索開始。 ふと足元を見ると、いきなり止まっている個体を発見…運がいいのか、もともと実は個体数が多いのか。 じっくり撮影したあと、疲れたので機材一式を置いてアザミのほうを見に行くと、別の個体が吸蜜に来ていた。 急いでカメラを取りに戻り、間に合った。 撮影中、段々と空が暗くなり、ポツポツ降り出したので下山。 一時雨が止んで池の平を見に行くが、こちらでは成果なし。雷雨の中宿に向かった。 宿に向かう途中、林道脇のヤナギランで、ようやく初めてイブキスズメ幼虫を発見。 しかし、イブキスズメで幼虫がなかなか見つからないとはどういうことか。 とりあえずは撮影できて安心して1日を終える。 ~2日目~ イブキスズメの吸蜜の目撃情報のある林道から捜索開始。 アザミがまとまって生えているポイントが見つからず、成虫の姿も見つからない。 前日1頭しか撮影できなかった幼虫を探してみると、いるいる。 若令幼虫から終令と思われる大きな個体まで狭い範囲で観察できた。 鱗翅目と思われる卵が花穂についていたが、イブキスズメかどうかは分からない(現在観察中)。 ヤナギランを食べる蛾は他にもいるようで、葉上のフンを目印に探すとシャクガ科やヤガ科と思われる幼虫がけっこう見つかる。 この林道では成虫を見つけられず、昨日のポイントへ移動。 アザミには来ていなかったので止まっている個体を探して歩くと、足元からボロボロの個体が飛び出した。 敏感だがあまり遠くに飛べないようで、まるでバッタを追い回すような感じ。 この2日間で見つかったのは3頭。 擦れの具合も様々で、発生のタイミングはやっぱり分からず終い。 謎は深まるのであった。
by view_ys
| 2011-08-12 11:01
| 蛾
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